夫婦や家族の関係と力を合わせるメリット

2017年04月16日
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人間の社会は、ひとりひとりの力を合わせて今のように文明を発展させてきました。ひとりではできない事などを、大勢で力を合わせて長い期間をかけて積み上げて今に至ります。これは長い人類の歴史でも言えますが、個人の一番少ない集団である夫婦や家族でも言えます。

夫婦や家族がそれなりの責任を果たし、今日良くして絆を強くすることで、各個人では成しえなかったことも成すことができるということになります。1人で一生を生きていく場合と、家族が協力して生きていく場合では、合理的に考えても、みんなで協力をした方がメリットが大きくなります。

少子高齢化社会では、ますます家族の絆が重要になります。それは国を頼ることができないからでもあります。国はいちばん大きな日本人の集合体ですが、それが経済的に頼りにならなくなってきた場合には、誰を頼るのかということを考えるとわかりやすくなります。昔の大家族社会のように、基本的にお互いが支え合うような家族を築く以外に道はないようにも考えられます。昔の大家族のような一緒に住む形ではなくとも、支え合うことはできます。そうすると将来の生活のための対処のひとつが備えられます。もちろんすべてを頼るわけにもいきませんが、今のようにまったく他人のようになるという危険性は少なくなります。高齢者はお金があっても若い人に助けられないと生きづらくなります。体や頭が動きにくくなるからです。国にいざとなったら対処してもらおうと考えても、それができない社会になれば、国が助けようとしても、現実には動きがとれなくなります。最大の共同体に福祉面で欠陥が生まれてきます。その対処を今のうちに夫婦や家族で絆を深めて、計画を立てながら準備をしていくということが重要になります。核家族は、それぞれの家族の構成員が自分の好きなように生きたいということで、親子でも干渉しないようにしてきました。できるだけ個を尊重して、自由な生き方をしてきましたが、その結果今のような社会の絆を叫ばないと絆を失ってしまうような状態になっています。高齢化社会をできるだけスムーズに生きていくためには、今の家庭の絆を深めながら、高齢化していくしか方法はありません。その方法をそれぞれの家族で模索していく必要があります。そのためにも、子供が幼いうちから家族の絆を深めていくようにする必要があります。そうすると家系に高齢者を大切にする伝統が生まれます。日常生活で教育をしていく必要があります。


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