相手との関係や立場で違う香典の相場
2017年01月16日
通夜・葬儀・告別式に参列する際に持参するのが「香典」です。包む金額は、地域、自分の年齢や身分、相手との関係などによって相場が違います。相手との関係が友達同士の場合は、2000円〜5000円が一般的です。また、仕事仲間の両親や祖父母などの場合は、2000円が目安です。不祝儀袋は水引や表書きが印刷されたシンプルなものでも大丈夫です。
ただし、名前は薄墨の筆ペンで記入するようにします。自分が部長や社長など、ある程度社会的立場がある場合は、それなりの金額を包む必要があります。友達同士の場合でも1万円は必要です。大事な取引先の社長など重役が亡くなった場合の相場は、平均的に3万円です。多いと10万円包むケースもあります。取引先社長の親族であれば、1万円〜2万円が一般的です。
いくらビジネス上大事な関係にあった相手でも、50万も100万円も包むのは逆に失礼にあたります。香典は御祝儀とは違います。相手へのお悔みの気持ちをこめて、供養のために手渡すお金です。必ず常識の範囲内の金額に抑えることが大切です。なお、香典で1万円以上包む場合は、不祝儀袋もシンプルな印刷物ではなく、豪華なものを用意するのがマナーです。